ダート１８００ｍ【2021年1月9日土曜日の芦毛さんの結果】

1頭の芦毛さんが勝っています

中山9Rの黒竹賞（3歳1勝クラス）でティアップリオンが勝ちました。8番人気でした。

うながされて先頭に立ったティアップリオンくんがレースを引っ張ります。直後についてきていた先行勢を4コーナーから直線でふるい落としてリードを取ると、差し追込み勢の猛追もしっかりしのいで見事な逃げ切り勝ちでした。

このレースには4頭の芦毛さんが出走していました。1番人気に推されていたピースマッチングくんは中団から先行勢をしっかり見る位置から直線外に出して追い込み5着。今回は中団よりやや後方でレースを進めたグローエルディングくんは後ろから3、4番手で直線に向かいましたがあまり伸びず10着。道中はピースマッチングくんと並んで走っていたルーパステソーロくんは4コーナーからついていけなくなってしまいましたね。最下位の13着でした。

勝ったティアップリオンくんくんはデビューから3戦続けての中山ダート1800ｍでしたね。昇級初戦だった前走は出遅れてしまいましたが今回はスタートをきめることができました。土曜日は中京で行われたダート1800ｍの3歳1勝クラスにも複数の芦毛さんが出走していましたね。またこの条件に芦毛さんたちが集まるかな(´ω｀)

リステッドな芦毛さんたち

中山11RのニューイヤーS。このレースはアルーシャちゃん、セラピアちゃん2頭の芦毛の女の子が出走していてどちらも2枠にはいっていましたね。パドックでもはつらつとしていたセラピアちゃんがスタートダッシュをきめて2番手につけました。縦長の展開のなかアルーシャちゃんは中団に。4コーナーで馬群が縮まってくるとアルーシャちゃんは外に持ち出して直線追い込み。ゴール前は横並びの接戦となり1-3着はタイム差のない決着となりアルーシャちゃんはハナ差の2着でした。セラピアちゃんは直線でもインコースで粘っていましたが外からまとめてかわされ10着でした。

中京11Rの淀短距離ステークス。最終オッズでは1番人気になっていたジョーアラビカくんでしたがスタートで行き足がつかず後方から…人気のもう一頭はもっと大きく出遅れて波乱のスタートとなりましたね。いつも比較的後ろから競馬をする芦毛さんですが流石にスプリント戦での出遅れは挽回できず12着。もう一頭出走の芦毛ザイツィンガーくんも後ろから直線外から追い込んできていて8着でした。ザイツィンガーくんはいつも最後はしっかりと追い込んでくる芦毛さんですね。

芦毛さんの出来事

競走中止

中山8Rでエンシュラウドくんが水ごう障害で着地時につまずき騎手が落馬、競走を中止しました。エンシュラウドくんはこのときに右肩甲骨骨折を発症し予後不良と診断されました。前走イルミネーションJSを勝ったときに感じたのですが、外国生まれの芦毛さんで日本でほとんど見ない血統の芦毛さんでしたので他の芦毛さんとは違う雰囲気を持っていてより気になっていた芦毛さん。（JBISのプロフィールでは両親が非芦毛となっていますが母馬が芦毛ですね）。明け5歳とジャンプレースではまだ若い馬齢での急なお別れとなってしまいました。エンシュラウドくん安らかに。鞍上の五十嵐騎手も鎖骨骨折とのことでご快復を心よりお祈り申し上げます。